大晦日です。「変」だった2008年も終わりです。
大晦日といえば「ジルベスターコンサート」。
『ジルベスター』とはドイツ語で「大晦日」の意味だが、『コンサート』は英語だと思うので、和製外来語なのかもしれない。
まぁ、言葉はさておき、私も楽しんできました。
ミューザ川崎ジルベスターコンサート2008 華麗なる大晦日指揮:西本智実
ミューザ・ジルベスター管弦楽団司会:魚住りえ○J.シュトラウスⅡ:喜歌劇「こうもり」序曲
○J.シュトラウスⅡ:皇帝円舞曲 作品438
○ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集「四季」作品8より
指揮&ヴァイオリン:ネマーニャ・ラドルヴィッチ
「春」Ⅰアレグロ Ⅱラルゴ Ⅲアレグロ
「冬」
Ⅰアレグロ・ノン・モルト Ⅱラルゴ Ⅲアレグロ
アンコール
「夏」Ⅲアレグロ
○メンデルスゾーン:プレリュードとフーガ ハ短調 作品37-1
パイプオルガン独奏 吉田 恵○アンダーソン:舞踏会の美女
○プッチーニ:歌劇「ボエーム」より「冷たき手を」
テノール:福井 敬○プッチーニ:歌劇「ボエーム」より「私の名はミミ」
ソプラノ:大岩千穂○プッチーニ:歌劇「マノン・レスコー」より間奏曲
○プッチーニ:歌劇「トゥーランドット」より「誰も寝てはならぬ」
テノール:福井 敬○プッチーニ:歌劇「蝶々婦人」より「ある晴れた日に」
ソプラノ:大岩千穂○ラヴェル:ボレロ
アンコール
○ハチャトゥリアン:「仮面舞踏会」より
Ⅰワルツ
この内容。お腹イッパイです。w
今回の座席はP席1列目。
指揮者のほぼ正面で、オーケストラの中に自分も座っているような感覚です。近くに居るパーカッションや金管楽器の奏者の息遣いまでわかってしまう座席でした。
ただ、自分にも照明が当たってしまうのと、オーケストラの向こう側には、約1,800人の聴衆がこっちを向いて座っているのがちょっと気になります。k
そんな座席に座っていた私ですが、両隣の座席数人や、少し離れた位置に座っている10数人のご婦人方は、どうやら知り合いで同士で来ているらしく、開演前や休憩時間に盛んに挨拶したりおしゃべりしたりしている。
それに加え、熊□曜子ファンの方々が寄書をしているかのごとく、手紙を座席で書いているのである。
話しの内容や行動から察するに、今日の指揮者である西本智実氏のファンであることがわかった。書いていた手紙はファンレターだったのである。しかも、いわゆる「追っかけ」をしているようであり、今後の公演のチケット確保などの相談もしている。
確かに、日本人女性で欧州と日本を行き来し活動しているということでは注目の人物である。しかし、宝塚のスターのように、こんな女性ファンが大勢いるということに驚かせられた。しかも、3曲目の「四季」は指揮がラドルヴィッチ氏であり、4曲目はパイプオルガン独奏なので、西本智実氏は出てこない。そのことについてジョークではあると思うが「お休みタイムだね(笑)」などと言っていたのはいかがなものか?
そして、書いた手紙は会場係員にでも託すのかと思いきや、終演後に出演者出入り口で手紙を持って「出待ち」をしているのに、再度驚かせられた。
司会の魚住りえさん。久しぶりに拝見しました。(^_^;)