W杯サッカーで日本チームが勝った事が嬉しくないわけではない。
もちろん負けるよりも勝ったほうが良いに決まっている。
しかも、スポーツ観戦は私の主たる趣味でもある。
しかし、些か騒ぎ過ぎである。
2002年にも、新しい感覚のナショナリズムを代々木駅前で
目の当たりにして、「恐怖」を感じたが、今もそれに近いものを感じている。
これをマスコミのせいだけにはできない。
では、北京五輪で日本中を一番沸かせた競技は何であったか?
水泳の北島康介選手が遂げた100m・200mの2種目連覇。
レスリングでの吉田沙保里選手と伊調馨選手の連覇。
柔道でも内柴正人選手、谷本歩実、上野雅恵がアテネ・北京の連覇を果たした。
何れも素晴らしい結果だし、感動を与えてくれた。
しかし、ソフトボールの金メダルが1番沸かせてくれたと私は思っている。
話題を戻そう。
W杯サッカーは世界最大のスポーツ競技大会と言われる。
競技人口やTVの視聴者数なども最大なのだろう。
だからといって、この日本では様々な競技が行われ、選手が活躍しているのである。
前述の通り、北京五輪直後はソフトボールの絶対的エースであった
金メダリストの上野由岐子選手はあちこちに引っ張りだこだった。
その女子ソフトボールの世界選手権がベネゼエラで
6/23~7/2の日程で行われている事を多くの人が知らないであろう。
無理もない。日本ではほとんど報じられていないのだから。
さらに、その日本代表には上野由岐子選手は居ないのである。
五輪では「神様、仏様、上野様」とまで論じられた上野選手が代表に居ない。
国内リーグではルネサスエレクトロニクスのエースとして大活躍なのに・・・。
その原因は昨年度の代表選考を辞退したことで、
代表チーム側との溝が生じたことが一因とも見られているようだ。
何も、ソフトボール界のお家騒動を面白がるつもりもは無い。
しかし、あまりの偏重な報道や国民の関心事には驚いているし、憂いている。
ニュースもW杯サッカーよりも深刻な事態が起きているのに「二の次」にしている。
西日本の大雨による被害。家畜の口蹄疫問題。
数週間前まで毎日トップニュースであった沖縄の米軍基地問題も、
何一つ前進していない。
再来週に参院選があるぞ!
万一、W杯の決勝戦まで日本代表が勝ち進ん(でしまったら)だら、
その試合は投票日の翌日だぞ。
これで良いのか?>日本人。
私もその端くれだ。