2010-06-25 [長年日記]

_ 日本人の端くれとして         しかし・・・

W杯サッカーで日本チームが勝った事が嬉しくないわけではない。

もちろん負けるよりも勝ったほうが良いに決まっている。

しかも、スポーツ観戦は私の主たる趣味でもある。

しかし、些か騒ぎ過ぎである。

2002年にも、新しい感覚のナショナリズムを代々木駅前で

目の当たりにして、「恐怖」を感じたが、今もそれに近いものを感じている。

これをマスコミのせいだけにはできない。

では、北京五輪で日本中を一番沸かせた競技は何であったか?

水泳の北島康介選手が遂げた100m・200mの2種目連覇。

レスリングでの吉田沙保里選手と伊調馨選手の連覇。

柔道でも内柴正人選手、谷本歩実、上野雅恵がアテネ・北京の連覇を果たした。

何れも素晴らしい結果だし、感動を与えてくれた。

しかし、ソフトボールの金メダルが1番沸かせてくれたと私は思っている。

話題を戻そう。

W杯サッカーは世界最大のスポーツ競技大会と言われる。

競技人口やTVの視聴者数なども最大なのだろう。

だからといって、この日本では様々な競技が行われ、選手が活躍しているのである。

前述の通り、北京五輪直後はソフトボールの絶対的エースであった

金メダリストの上野由岐子選手はあちこちに引っ張りだこだった。

その女子ソフトボールの世界選手権がベネゼエラで

6/23~7/2の日程で行われている事を多くの人が知らないであろう。

無理もない。日本ではほとんど報じられていないのだから。

さらに、その日本代表には上野由岐子選手は居ないのである。

五輪では「神様、仏様、上野様」とまで論じられた上野選手が代表に居ない。

国内リーグではルネサスエレクトロニクスのエースとして大活躍なのに・・・。

その原因は昨年度の代表選考を辞退したことで、

代表チーム側との溝が生じたことが一因とも見られているようだ。

何も、ソフトボール界のお家騒動を面白がるつもりもは無い。

しかし、あまりの偏重な報道や国民の関心事には驚いているし、憂いている。

ニュースもW杯サッカーよりも深刻な事態が起きているのに「二の次」にしている。

西日本の大雨による被害。家畜の口蹄疫問題。

数週間前まで毎日トップニュースであった沖縄の米軍基地問題も、

何一つ前進していない。

再来週に参院選があるぞ!

万一、W杯の決勝戦まで日本代表が勝ち進ん(でしまったら)だら、

その試合は投票日の翌日だぞ。

これで良いのか?>日本人。

私もその端くれだ。

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