2009-02-28 [長年日記]

_ 1プレイヤーを超越した存在

ラグビー日本選手権決勝、サントリーサンゴリアスvs.三洋電機ワイルドナイツの対戦。

東芝ブレイブルーパスが選手の不祥事で準決勝の出場を辞退した直後だけに、やや重い空気の中で始まったように思えたが、ナイスゲームだった。

サントリーがライアン・ニコラス選手の3PGで9点を先取したが、後半37分まで三洋電機がサントリーに得点を与えず、24点を奪い逆転勝利した。

三洋電機は前半に1PGで3点を返したが、今日の「逆転劇」は後半14分から起こったと感じた。

なにが、後半14分にあったのか!?

それは、三洋電機のトニー・ブラウン選手が榎本選手との入替で途中出場したことだ。

トニー・ブラウン選手の素晴らしさは、トップリーグ開幕戦の9月5日の日記にも書いた通りだ。ラグビーは個人プレイで勝てる競技ではない。しかし、トニー・ブラウン選手の存在というものがゲームの流れを変えたのは確かだ。

例えるなら、横浜ベイスターズが日本一になった頃(’98年)の大魔神佐々木選手のように、その選手がプレイしていなくても存在感で双方のチームに作用する何かを持っているのである。(イマイチな例えだな。k)

実際にそうなのか?

見る者をそういう気にさせるのか?

トニー・ブラウン選手が登場したことでサントリーの選手の動きが悪くなり、三洋電機の選手の動きが良くなった様に見えた。

トニー・ブラウン選手はシーズン前半は大活躍で、三洋電機が勝ち星を重ねた。しかし、10月25日の試合(対近鉄戦)で選手生命を脅かすほど(生死にかかわるほど)の大怪我をしていた。当然、リーグ戦後半は欠場していたが、脅威の回復力で日本選手権に復帰を果たした。

重複になるが、ラグビーは個人プレイで勝てる競技では無い。しかし、トニー・ブラウン選手はそれを超越した何か不思議な力をもっている存在ということだろうか?

おめでとう。>三洋電機ワイルドナイツ(バドミントンのオグシオも喜んでいるだろうw)

これにて、今シーズンのラグビーは実質的に(主な試合は)終了した。しかし、今年は6月に「U20世界ラグビー選手権」が日本で開催される。

実際、U20の日本代表が勝ち進むのは厳しい状況ではあるが、世界大会が日本で開催されるのは、今後の日本ラグビー界にとって大きな意義があるものになることを期待する。

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